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スタッフ・留学生の近況報告

2016.12.22
No.41 (2016.12) 近況報告(楢崎先生・免疫班)

今年も早いもので残りわずかとなりました。免疫班の楢崎と申します、近況報告をさせていただきます。

12月は数々の忘年会や同門会、学会等イベントも多く、皆様お忙しくされていることと存じますが、私はというと、11月に第2子を出産し、いずれにも参加することができず皆様のご活躍に想いを馳せながら日々育児に追われております。免疫班は今年は野球観戦や小旅行など家族で参加できるイベントも多々企画されており、いつか子供と共に参加させていただくことを楽しみにしております。

私は平成24年より、岡山大学病院医療安全管理部に所属させていただき、ジェネラルリスクマネージャーとして活動してまいりました。主に300~400件/月程度報告いただくインシデントレポートの対応、分析、周知や医療事故対応、昨年より始まった医療事故調査制度に伴う院内死亡事例の全例把握などを、岩月部長のもと、医師・看護師ジェネラルリスクマネージャー、事務員とで日常業務として行っておりました。今月からは専従の薬剤師の先生も加わり、さらに業務内容が充実していることと思います。人が人に対して提供するものである以上、医療には不確実さは必ず伴い、それを補うためにシステムや機材の充実、医療技術の向上をはかるわけですけれども、事故防止のために重要なのは医療者間、医療者患者間のコミュニケーションであり、提供する側の誠実さなのだなと常々感じておりました。結局、人が要因となる不確実さを埋めるものは人でしかないのだと思います。自分の力不足を痛感する日々でありましたが、貴重な経験を与えてくださった槇野病院長、和田教授、佐田先生にこの場をお借りして深くお礼申し上げます。

さて最後になりましたが、最も重要な話題です!

12月の中四国リウマチ学会において、研修医の伊藤眞未先生が研修医奨励賞を受賞されたとのことです。大変すばらしいことで、本当におめでとうございます! 指導医の川畑先生より以下のコメントをいただいております。

岡山大学病院 初期研修医1年目の伊藤眞未先生は今回、医師になってはじめての発表を中四国リウマチ学会(@広島 12月2日)にいたしました。

もともと伊藤先生は医学生のときに、免疫班が開催しているAOTセミナーに参加をしてくれておりました。きっと膠原病に対しても興味があるに違いない!とのことで、今回発表していただく事になりました。

症例は受け持ち患者さんで、普段の診療でも患者さんとのコミュニケーションや診察、病態への考察など、非常に良くがんばってくれていました。

発表準備は一生懸命していたのですが、症例発表の診断が直前まで定まらず、苦労されたと思います。しかし、それにも負けずまとめあげ、本番では質問にしっかり受け答えができ、何人かの先生から私に「伊藤先生はしっかり答えていたね」とお褒めの言葉をいただきました。見事、研修医奨励賞に輝きました。益々のご発展を心より期待しております。  (文責 楢崎真理子 H17入局)