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スタッフ・留学生の近況報告

2018.07.18
医局対抗卓球大会に関する検討

 ○森本栄作1),浅野洋介1),岡浩介2),高橋謙作1),藤澤諭1),原孝行1),渡辺晴樹1),佐田憲映1)

1)岡山大学 第三内科,2)同 総合内科

 

Introduction

医局対抗卓球大会は毎年7月頃に施行される岡山大学医歯薬卓球部の恒例行事である.今回我々は健康な成人男性8名で医局対抗卓球大会へエントリーし,団体戦3位・個人戦準優勝(佐田先生)と良好な結果が得られたため,若干の文献的考察を加えて報告する.

 

Materials and Methods

大会は2018年7月8日に施行され,全体の参加者は29名(卓球経験者17名,非経験者12名).当科からの参加者は8名 (figure 1).場所は鹿田体育館.試合は2セット先取で,団体戦(1チームあたりシングルス3人),個人戦シングルスとされ,その他詳細は現行の日本卓球協会規則1)に則って行われた.打ち上げはひだや大供店2)で施行された.

 

Results

当科は団体戦では予選リーグを突破し決勝トーナメントで6チーム中3位であった.個人戦シングルスでは佐田憲映先生が準優勝であった.賞品として,酒類および商品券が各々与えられた(figure 2,3).外傷や脱水症などの有害事象は認められなかった.当科内の検討にて,競技経験年数と個人戦勝利数の間に負の相関を認めた(figure 4).打ち上げは重大な合併症なく施行された(figure 5).

 

Discussion

本邦における卓球患者数は増加の一途をたどっており,2017年の報告3)では348,195人とされている(figure 6).そのような中,本年の医局対抗には我々が知る限り過去最多の9チーム(29人)がエントリーされた.当日は比較的涼しく降雨もなく,快適な環境で卓球を施行することができた.

前回大会での我々の成績は団体戦にて4位であり,個人戦の入賞者は認められなかった.今回良好な結果が得られた要因として,2週間前から入念に事前練習をしたこと,例年より多数の参加者が得られ背後での応援・観察によりコンプライアンスが向上したことが挙げられた.

またfigure 4に示した通り競技経験年数と勝利数には負の相関を認めており,卓球への曝露歴がない初心者であっても,勝てる・楽しめる大会であることが示唆された.

医局対抗卓球大会へ参加することは医局員の親睦および健康増進に有用であり,医局行事としての役割を充分に果たしていると考えられた.今回は少数例での検討に留まったが,参加者の増加により戦績のさらなる向上が得られる可能性があるため,今後一層の増員が望ましい.

 

Conclusions

御多忙中にもかかわらず御参加頂いた先生方に深謝申し上げます.来年度はさらに多数の先生方のご参加をお待ちしております.

References

  1. http://www.jtta.or.jp/about/tabid/107/Default.aspx
  2. https://tabelog.com/okayama/A3301/A330101/33012206/
  3. http://www.jtta.or.jp/association/tabid/148/Default.aspx