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高血圧・血管グループ

研究グループ紹介

高血圧・血管グループ

高齢化社会の日本において4000万人以上が罹患しているといわれる高血圧症は、いわば日本の国民病です。致死的な脳心腎血管イベントを起こさないよう予防的治療が求められる昨今、適切な高血圧症の治療は国民生活のみならず医療費抑制の観点からも非常に重要です。血管合併症という観点から、大血管疾患から心疾患・腎疾患まで様々なレベルの高血圧・血管病に対して臨床・研究を精力的に取り組んでいます。

―臨床―

当グループでは、
第1に、生活習慣病としての高血圧、動脈硬化の診療を行っております。高血圧をはじめ、肥満、糖尿病、高コレステロール血症、慢性腎臓病や高尿酸血症など、いわゆる「動脈硬化」を起こしやすい患者さんに、いま現在の「動脈硬化」がどの程度であるか(血管年齢は何才ぐらいか)を評価して、脳卒中や心筋梗塞を予防するための生活習慣をアドバイスします(食事療法・運動療法)。必要な患者さんには科学的根拠に基づいた最善の薬物療法を処方します。さらに難治性高血圧や2次性高血圧(特に腎血管性高血圧症)の診断や治療もおこなっています。
第2に、腎血管エコー、バスキュラーアクセスの作成、シャント血管形成術(PTA)および経皮的腎動脈形成術(PTRA)を行っています。
第3に、末梢血管疾患の治療を志すチーム「VasMO(Vascular Meeting in Okayama)」を、循環器内科、血管外科、皮膚科、形成外科、看護師、CVT、理学療法士など複数科多職種とシームレスに形成し、連携診療を進めています。

―研究―

当グループでは、以下のような大血管に起因する以下のような各種疾患の基礎的研究として、1)大動脈瘤の成因の解明と新規治療法の開発、2)動脈硬化の成因の解明と新規治療法の開発、3)大動脈炎症候群の成因の解明と新規治療法の開発、4)血管内皮機能異常に対する新規治療法の開発、などを行っています。
さらに、臨床研究としては、高血圧患者を対象とした、降圧剤別の臨床効果の差の検討をここ12年間継続して多施設共同で行っております。また慢性腎臓病(CKD)患者の早期発見・早期治療や、医師会と協力した医療連携を進め、特に特定健診による予防効果の検討をしています。
(責任者:内田 治仁)