第49回日本腎臓学会西部学術大会（10月１９日、高知市文化プラザかるぽーと、ホテル日航高知旭ロイヤル、トップワン四国）に参加いたしました。

本会で「ステロイドの早期減量後に再燃したIgM陽性形質細胞を伴う尿細管間質性腎炎（IgMPC-TIN）の2例」について口演発表を行い、優秀演題賞を受賞いたしました。IgMPC-TINは2017年に新しく提唱された疾患概念で今後更に報告が増えてくることが予想される疾患です。まだまだわかっていない事が多く、今後の症例の蓄積が期待されます。この度ご指導いただいた当科　辻憲二先生、ならびに本症例の確定診断、治療方針について御助力くださった福井大学腎臓内科　高橋直生先生、岩野正之先生、その他御相談にのってくださった先生方の御蔭でこのように素晴らしい賞をいただけたものと感じております。心より感謝申し上げますとともに今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

岡山大学病院　腎・免疫・内分泌代謝内科　医員　内山（松岡）奈津実