医局行事・学会報告
免役班の林です。この度、米国アトランタで開催されました11月8日~13日にかけて開催されたACR (ACR 2019 Annual Meeting) に佐田憲映先生、渡辺晴樹先生と参加させていただきましたので3回にわたって報告させていただきます。
日本も随分と寒くなってきましたが、アメリカの天気予報では滞在中氷点下の予想でしたので11月7日、いつもの学会に比べて重い荷物を引きずりながらの出発となりました。今年のEULARでは飛行機の遅延が続きましたが、今回は概ねトラブルなくスムーズに最初の目的地、ボストンに到着しました。ボストンでは、私と佐田先生でBeth Israel Deaconess Medical Centerに留学中の勝山隆行先生、勝山恵理先生を訪問しました。お忙しい中、空港まで迎えに来て下さり宿泊先へ向かいました。右車線通行などほんの小さな違いに思えるほど現地のアバウトな道路と自由な運転に驚きながら中心部に入ると駐車場は満車どころか所構わず枠外にもたくさん停められており、ボストンでの車の不便さを実感しました。ホテルで長旅の疲れを癒すべく少し昼寝をしたあと、最古のレストランUnion Oyster Houseでロブスターなどシーフードを楽しみました。夕食に出かけるときには雨だったのですが、スーツケースに折り畳み傘がな、防水に優れていたトートバッグに助けられました。後に、傘は発見されるも、使用機会はなく。。。
8日にはHarvard School of Public Healthを訪問しました。留学中の日本人の先生方にお話する機会をいただき、現地での研究やキャリアプランについて様々な体験を聞くことができました。この日はあまりの寒さに、写真の通り誰も外にはいませんでした。ロングウッドエリアには、Medical Schoolのほか関連病院や研究施設が密集し人・施設の繋がりも強く希望に応じた選択肢が開かれている分、自身の明確なキャリアパスを持つことが大切と感じました。ちなみに、大学内のカフェテリアで食事をいただきましたが、ヘルシーなメニューにこだわっているそうで、野菜中心で肉類も選べますが揚げ物は皆無、が、例外的にジャンクなピザがあるのはやはりアメリカらしいと感じました。夕方には勝山家にお邪魔をして地ビールやステーキを御馳走になりました。9日は、ボストン茶会事件博物館や周遊ツアーに参加しアメリカ建国の歴史を知ることができました。夕方は、またまた勝山恵理先生に案内してもらい、クラムチャウダーなど地元名物を堪能、というわけで、ボストン滞在中は勝山一家に大変お世話になりっぱなしのボストン滞在となりました。
この後、学会のあるアトランタへ向かったのですが、その様子をお伝えする前に次回は、渡辺晴樹先生よりニューヨーク編の報告になります。