中国地方もとうとう梅雨明けとなり、いよいよ本格的な暑さの到来となりました。

7月16日には恒例の整形外科・リウマチ膠原病内科合同の暑気払いがありました。例年はビアガーデンで行うところ、今回は幹事の先生のご英断により当初から屋内(焼肉処・蛮番)での開催予定であったため、台風にも負けず、総勢21名の参加と相成りました。

当科と整形外科では月1回のペースで合同カンファレンスをしており、開業医の先生も交えて相談症例の呈示や学会・研究会の発表予行などを行っています。リウマチ疾患についてはBioの導入により、飛躍的に治療の進歩・予後の改善がもたらされました。一方で手術の必要となる症例はまだまだ多く存在します。我々内科ではどうしても、解剖や機能的なこと、手術の相対的な適応など理解がすすみにくい部分があります。外科視点からの話を伺うことはとても有意義なものとなっています。大学病院では残念ながら各科の垣根が高い傾向がありますが、本来は難治症例や複数の合併症をもつ方が多くかかっておられ、各科のより密な連携が望まれます。そういった点でも、このカンファレンスは交流を深める良い機会となっています。

締めくくりでは今年帰局された那須先生(整形外科)よりお言葉をいただきました。「カンファレンスは栄枯盛衰ありますが、些細なことからでも症例呈示、質疑応答できる場を作っていきましょう」台風が大嵐になる前に、盛況のうちに暑気払い第一陣が終了しました。

今年は12月の日本リウマチ学会 中国・四国支部学術集会が岡山で開催されます。主幹は整形外科の西田先生ですが、今回深まった絆をもとに、会を成功させるべくさらに盛り上げていきたいと思います。

これから夏季休暇や各所各グループでの納涼会などイベントが続くようですが、皆さま熱中症には十分お気をつけて楽しい夏をお過ごしください。

免疫班　森下美智子（H20年卒業）