スタッフ・留学生の近況報告
暦の上では秋ですが、残暑厳しい毎日が続いております。先日はじめて、生後2か月の娘と「烏城灯源郷」に出かけてきました。後楽園をライトアップする「幻想庭園」のかたわら、岡山城もライトアップイベントを開催していたとは知りませんでした。平日の19時をすでに過ぎていましたが家族連れでとても賑わっており、城門を抜けてろうそくに照らされた砂利道を進んでいくと遠くから音楽が聞こえてきました。キャロルの「ファンキーモンキーベイビー」です。烏城の入場券売り場前、特設ステージで今まさにバンドライブが行われていて、リーゼントに革ジャンを着た人が熱い生ライブを披露しているところでした。ふと見るとオールバックにタンクトップのいでたちをしたドラマーの表情がとても印象的だったので思わず一枚。真夏の熱い夜に非日常体験をありがとうございました。
さて実はこちらが本題なのですが、4年生対象のリウマチ膠原病セミナー「AOT2015」を8月27日に開催しました。Autoimmune disease Overview Trainingの略ですが、今年は勝山隆行先生が中心となってロードマップを作り1年前から準備を進め、夏休み中にも関わらず勉強熱心な10名の学生さんが集まってくださいました。午前中はグループワークで臨床推論をおこない、実際にあった症例を元に問診と検査で鑑別診断を絞り込んで正しい診断に至るプロセスを体験しました。午後から通院中の患者さまにご協力いただき、関節を実際に触れて腫脹を実感し、冷水試験でレイノー症状を確認させていただきました。関節のレントゲン読影とエコー実習もあり、朝9時から夜の懇親会まで存分に勉強し、楽しむことができたようで、好評を博した実の多いセミナーになりました。来年は、森下美智子先生が主幹をされることが決まり、さらに熱いセミナーにすべく準備が始まっております。患者さまをはじめご協力いただいた方々に厚く御礼申し上げます。
腎・免疫・内分泌代謝内科学
医員・大学院生
宮脇 義亜 (H21卒)