スタッフ・留学生の近況報告
10月18日よりドバイで行われたアジア太平洋リウマチ学会(APLAR)に参加して来ました。今回は4演題すべてがトラベルグラントを受賞し、満を持しての参加です。総勢5名で20時ごろに岡山空港を出発しました。まずは羽田まで移動し居酒屋で小腹を満たして11時間の長旅の始まりです。エミレーツ航空の機内WIFIは20Mまでは無料、150M1000円で、150Mを選択したのですが、メールの送受信の途中で終了しました…まあエコノミーですからね。
ドバイには予定通り朝6時過ぎに到着しました。ドバイは宗教的にアルコールの販売はライセンス制で、町のレストランなどではアルコールの提供が行われていませんので、ホテルの部屋で楽しむため、免税店でいくらかビールを買い込みます。
ホテルは1室だけはそのままチェックインできるとのことで、みんなで着替えを済ませて早速学会場へ移動です。初日は宮脇先生と晴樹先生(代理)のポスター発表があったのでみんなで貼っているところへ、現在PMDAに出向されている渡部克枝先生が合流されました。まずは学会でのマストイベント「集合写真撮影」を完了。空いた時間にラクダ肉バーガー、ラクダ肉のボロネーゼを食べました。くせもなく普通においしかったです。
初日学会終了後は、今回の裏メインイベントです。初期研修医の志田原先生がスカイプ経由で日本の和田教授に入局願いを申し出て無事承諾をいただきました。おそらく3内初の、国を隔てた入局ではないかと思います。和田教授の傍らには日本の免疫班メンバーが見守ってくれていましたが、さらにその横では医局長も大変に安堵しておられました。セレモニーのあとはカジュアルなアラブ料理屋レストランにてソフトドリンクで祝杯をあげました。宮脇先生はドリンクを頼んだつもりでフルーツパフェのようなものが出てきて喉の渇きに四苦八苦しておりました。
2日目は大橋先生と林先生の発表です。空いた時間でゴールドスークへ行きました。金の売買が盛んに行なわれているところですが、宮脇先生が渡部先生のサポートで値切りに値切ったラクダの人形を購入しただけに留まりました。夜はデザートツアーです。ランドクルーザーのタイヤの空気を抜いて接地面積を増やしてから砂漠の中を爆走していきます。途中ラクダ牧場を見学してデザートキャンプに到着し、ラクダに乗ったり、バーベキューを楽しんだり、ベリーダンスを楽しみました。
最終日は深夜出発のためチェックアウトを済ませてから学会に参加しました。今回の学会ではシンポジウムの内容の変更が多くあり、ANCA関連血管炎のセッションを聞く心構えで、いきなり成人スティル病の話が出てきたときには唖然としてしまいました。学会終了後はブルジュカリファに上りました。エレベーターが速いのにも驚きましたが、見晴らしもすごくよかったです。いかにドバイがまだまだ建築中の建物が多いのかがよくわかりました。
その後は中東マック限定のマックアラビアを食べ、シーフードレストランで噴水ショーを堪能し、最後のミッションお買い物です。ドバイモールを行ったり来たりしながら、ラクダグッズ、金、本、おみやげにデーツ、アラビアの菓子、ラクダ乳チョコ、などなど足を棒にしながら買い込みました。
23時過ぎにはホテルを出発しドバイ空港へチェックイン、最後のビールを楽しんで夜中の3時、関西空港へ出発、翌日夕方に帰ってまいりました。留守中お世話になった先生方ありがとうございました。来年のAPLARは台湾のようです。また成果が発表できるように研究を頑張っていきたいと思います。
佐田憲映 記