スタッフ・留学生の近況報告
毎月整形外科、小児科と当科の合同で開催されているリウマチカンファレンスの新年会が、1月11日に某焼肉屋さんで、開催されました。合同リウマチカンファレンスは、岡山大学病院に通院中の患者さんのみならず、中四国各地の関連病院のリウマチ患者さんの診断・治療について、各科の垣根を越えて討議を行います。関節リウマチが疑われる患者さんは、関節の腫れや圧痛を主な症状として、受診されます。典型的な多関節炎で、血液検査を含めて、関節リウマチと診断しやすい症例もあれば、関節炎が起こる部位が関節リウマチとしては非典型的ですが、他の疾患も考えにくく、診断に難渋する症例もあります。また、様々な治療を試みても、治療がうまくいかず、治療方針に悩む症例もあります。各科で解決が困難な症例を持ち寄り、話し合うことでより良い診断・治療ができますし、診察医の教育面からも、大変重要なカンファレンスです。
新年会当日も、各科の相談症例について、議論した後に、大学病院のすぐそばの焼肉屋さんに移動して、新年会を開催しました。アルコールの力も借りて、各科の距離がぐっと縮まります。本稿記載時はすでに3週間近く経過しており、記憶があいまいなのですが、働き方改革や新後期研修医制度の話題などが出ました。働き方改革についてですが、某男性医師が第二子誕生時に、2週間の育休を取って、第一子と水入らずの時間を過ごしたそうですが、実りの多い時間だったとのことです。男性医師が短期間であっても育休を取得する事例はまだまだ少ないですが、取りやすい環境整備が望まれます。また、専門医機構主導の新たな内科後期研修医制度についてですが、内科後期研修医は、都会に集まる傾向が強く、県庁所在地以外の都市や地方では減少している実感があるという声も聞かれました。東京への一極集中が加速し続けているようです。
最近、槇野岡山大学長がSDGs(Sustainable Development Goals)に力を入れておられるそうです。SDGsには、17のゴールが設定されているそうですが、いずれも素晴らしい目標で、反対する人はいないと思います。私も特に「平和と公正をすべての人に」とかいいのではないかと思いました。
以上、アルコールの入った焼き肉屋での会話の一部をレポートしました。今回、写真を撮るのを忘れてしまいました。下記はイメージ図になります。それでは、おやすみなさいZzzz