スタッフ・留学生の近況報告
御無沙汰しております (投稿は頻繁にさせていただいている気がしますが・・)。現在ボストンのベスイスラエル・ディコネスメディカルセンターに留学中の勝山恵理と申します。
この度、学位論文に対して岡山医学会賞の結城賞をいただきましたことをご報告いたします。ご指導いただきました和田淳教授、渡部克枝先生をはじめ、免疫班の皆さま、他班の方々にも多くの手助けをいただいた結果、素晴らしい賞をいただけたことをこの場を借りて感謝申し上げます。私自身は帰国できなかったため、5月に行われた受賞に伴うポスター・口頭発表はご多忙の中、和田淳教授に代理で行っていただきました。誠にありがとうございました。
研究におきましては、基礎研究の経験もなく随分稚拙な状態からのスタートでしたが、優れた指導と先輩研究者の手厚いサポートで、何とか進めることができました。なにかわからなければ、周囲と会社に聞きまくり、何度も同じキットに関して電話するテクニカルサポートの方とは知り合いになりそうでした。理解が遅く、何度も失敗して初めて初歩的なことに気づく私は効率も悪く、それは今もあまり変わっていない気がします。しかし、以前一緒に研究していた中国人留学生のルール―が繰り返していた、「意味のない失敗はない」というシンプルな言葉を思い出しては、自分を励ましています。
色んな思いをして仕上げた学位論文は、特に思い入れのあるものであり、それに対してこのような賞をいただけたことを励みにしてまいります。新天地に来て、もうすぐ1年。子供たちの著しい成長を目の当たりにしながら、我々も負けないよう一歩一歩進んでいきたいと思います。
ということで?この6月にボストンマラソンの10K(10km)に参加してきました。8000人の参加ということですごい人でしたが、久しぶりに運動会に参加したようなワクワク感がありました。一人ひとりに配られるゼッケンでタイム、順位、ペースがトラックでき、沿道ではみんなが応援してくれて、マラソン選手がやる、水を受け取って飲んで捨てる、というものもやってみて、いっぱしのランナー気分を味わいました。天候も涼しく、爽快な一日となりました。
写真は、左から私、同じフロアで研究しているトルコの美人さん、おなじみの同僚アベル、T先生です。子供たちは、岡大から基礎研究の実習で来ているこたろー君に任せてきました!ありがとう!お昼の鉄板焼きと、我が家での日本vsセネガル戦の鑑賞券を御礼といたしました。体力づくりも目標の一つなので、次はハーフマラソンなど目指してみようかなーなんて思っています。
ボストンも30℃を超え、猛暑となっています。皆様もお体ご自愛いただき、近くでの学会、研究会の際はぜひお立ち寄りください。