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スタッフ・留学生の近況報告

2019.07.12
織姫と彦星も見守る初夏の卓球大会

医学科3年 小林哲也

どんな時も冷静で、状況が悪くなりかけても決して諦めず、自分の積み上げてきたものを信じて相手に立ち向かっていく――。

それはスポーツだけでなく医療においても、支えとなる一つの信念だと思います。

はじめて近況報告を書かせて頂きます、医学科3年の小林哲也です。只今MRI(医学研究インターンシップ)期間のため、ここ第三内科の免疫グループで研究に励む日々ですが、今年より入局させていただいたことも機に、医局対抗卓球大会に参加する運びとなりました。

所属の第三内科には、昨年の団体戦で医局チームを第三位へと導いた卓球部OBの先生方がいらっしゃるだけでなく、自身の中学時代の経験もあり出場することに決めました。第三内科からは私含め、森本先生、浅野先生そして、渡辺先生の計4名が出場いたしました。他チームはと申しますと、今年の参加者様は例年にもましてツワモノ揃いだったようです。当日は、7年の眠りから覚めた蝉たちが思う存分声を上げられるほどの晴天であり、開会式前の練習風景の掛け声と相まって、あふれんばかりの躍動を感じさせていました。会場は始終大きな熱気に包まれ、昨年よりも白熱した戦いが繰り広げられておりました。(運動部には所属していない私にとって、普段味わうことのない緊張感と、スポーツ独特の雰囲気を経験することができました。同時に体のなまり具合にただただ驚くばかりでもありましたが。)

結果はといいますと、団体戦では惜しくも結果を残すことはできませんでしたが、個人戦では波乱万丈の展開となったのです。違うトーナメントブロックで組まれた私と渡辺先生は、約束を交わした決勝ではなかったものの、第三位決定戦でお互いに譲らぬ戦いを。また、森本先生も浅野先生もそれぞれに、現役選手のごとく戦い抜かれました。これは全く私の感想ですが、医師になって励みつつも卓球を大事にされている、つまり、医学ともうひとつの世界がお互いを高め合って医師像を創り上げている先生方を目の当たりにし、目標とする将来の自分を再度強く認識できました。

つかの間、普段の医療の緊張から解かれ、同じ船に乗る同志が爽やかな汗を流して交流を深める。そんな先生方の姿に多くを学んだ、本当によい一日でした。

進み続ける日々の中に、こころより自己免疫疾患の治療向上を願いにかけて、この七夕の日の卓球大会の報告とさせて頂きます。ありがとうございました。